【50mm単焦点】意外と良いぞ!?MFレンズとミラーレスカメラのススメ!【ZEISS Planar】

悩んでいる人

最近、自分の写真がマンネリ化してて悩んでいます。

長く写真を続けているとこのような悩みを持つ方も多いことでしょう。

そこで脱マンネリとして、MF(マニュアルフォーカス)レンズをおすすめしたいと思います!

本記事の内容
  • MF(マニュアルフォーカス)レンズとは?
  • MFレンズのメリット、デメリット
  • 「Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE」の作例紹介

今回はMF(マニュアルフォーカス)レンズの魅力に迫っていきます。

「え?今時マニュアルフォーカス?」「オートフォーカスが使えないってなんか難しそう」と思った方もいるでしょう。

実際のところ慣れるまでは難しかったです。ですが、慣れると意外と楽しかったです!

そこでこの記事では、MF(マニュアルフォーカス)レンズの面白さを実際に使ってみた感想も踏まえてまとめています。

さらに、実際にボクが撮った作例もあるので、ぜひ最後まで読んでみてください!

筆者について
  • 村松祐太郎
  • 2018年から写真作家として作品作りを始める
  • カメラはキヤノン一筋
  • 第56回キヤノンフォトコンテスト入賞
目次

マニュアルフォーカスレンズの特徴

マニュアルフォーカスレンズは、名前の通り、ピント合わせがマニュアルフォーカスでしかできないレンズです。

つまり、カメラが自動でピント合わせしてくれるオートフォーカスが使えないため、目で見ながらピントを合わせる必要があります。

ですが、マニュアルフォーカスでしかできないことから、ピントを合わせるために動かすフォーカスリングが非常に動かしやすく設計されているものが多いです。

そのため、手動でピントを合わせる時もストレスが少なく、思っている以上にピント合わせしやすいですね。

加えて、マニュアルフォーカスレンズは絞りを変えるための絞りリングが付いていることがほとんどで、レンズ側で絞りを変えることができます。

最後に、マニュアルフォーカスレンズの特徴をまとめるとこんな感じです。

マニュアルフォーカスレンズの特徴3つ
  1. ピント合わせがマニュアルフォーカスでしかできない
  2. フォーカスリングが動かしやすく、ピント合わせがしやすいレンズが多い
  3. レンズ側で絞りを変える絞りリングが付いていることが多い

マニュアルフォーカスレンズのメリット・デメリット

次にマニュアルフォーカスレンズを使って感じたメリット、デメリットを解説していきます。

メリット4つ
  1. ピントが合った瞬間の楽しさが癖になる
  2. 押せばとりあえずシャッターが切れる
  3. 被写体と向き合って撮影できる
デメリット2つ
  1. 動きものの撮影には向かない
  2. 慣れるまではピンボケ写真が量産される

メリット3つ

それではメリットから見ていきましょう。

メリット①:ピントが合った瞬間の楽しさが癖になる

マニュアルフォーカスレンズは自分でピントを合わせる必要があります。

たしかに全て自分でやらなければいけない難しさはありますが、ピントが合った瞬間はとても気持ちが良く、「写真撮ってるな~」という実感が湧いてきます。

この感覚はオートフォーカスでは味わえない、マニュアルフォーカスならではの楽しさですね。

メリット②:押せばとりあえずシャッターが切れる

「カメラなんだから、シャッターが切れて当然では?」と思うかもしれませんが、オートフォーカスの場合は被写体にピントが合っていないとシャッターが切れません。

せっかく決定的瞬間が目の前に現れても、咄嗟にシャッターが切れないことができず、「あぁ~撮り逃した。。。」という場面に一度は遭遇した方も多いことでしょう。

マニュアルフォーカスの場合、ピントが合っていなくてもとりあえずシャッターを切ることができます。

ピントが合っていなくてもシャッターが切れるということはピンボケ写真になってしまうこともありますが、スナップ写真ではピンボケも味の一つだとボクは考えています。

最近のカメラやレンズはどれも高性能で、”あえてピントを外す”ということが逆に難しくなってきています。

そんな中で、マニュアルフォーカスレンズを使ってみて、ピントをあえて外した写真を撮ってみると新たな気づきがあるかもしれませんよ。

メリット③:被写体と向き合って撮影できる

マニュアルフォーカスでは常に目の前の被写体と向き合うことが求められます。

どこにピントを合わせるか、ピントは合っているかなど、常に被写体との”会話”が必要です。

この撮影体験はオートフォーカスではなかなか感じることができない感覚でしょう。

せっかく写真機としてカメラを使って写真を撮るなら、ぜひマニュアルフォーカスを使って被写体と向き合う体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

デメリット2つ

続いてデメリットについてお話していきます。

デメリット①:動きものの撮影には向かない

スポーツなどの動きものの撮影には不向きですね。

さすがに動きの速い被写体をマニュアルフォーカスでピントを合わせ続けるは至難の業です。

動きものを撮りたい方はオートフォーカスレンズを使っていきましょう。

デメリット②:慣れるまではピンボケ写真が量産される

ピント合わせにはやはり慣れが必要です。

慣れるまでは「ピントが合っていると思っていたけど、いざ見てみるとピンボケ写真になっていた」なんてことが頻発します。

おすすめのマニュアルフォーカスレンズ【キヤノン用】

ボクは「Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE」をマウントアダプター経由で使っています。

このレンズはキヤノンのEFマウント用レンズなので、R5やR6 Mark2などのRFマウント用ミラーレスカメラを使っている方はマウントアダプターを使う必要があるので注意してください。

写りはとても繊細で、ピントリングのトルク感も良く、初めてのマニュアルフォーカスレンズにピッタリなレンズです。

さらに鏡筒は金属で作られていて、外観や持った感じも高級感があります。

作例紹介

EOS R6,Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE,SS1/400,F2.8,ISO250
EOS R6,Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE,SS1/250,F5.6,ISO160
EOS R6,Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE,SS1/500,F2.8,ISO320
EOS R6,Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE,SS1/125,F5.6,ISO5000
EOS R6,Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE,SS1/500,F2.8,ISO250
EOS R6,Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE,SS1/1600,F2.8,ISO160
EOS R6,Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE,SS1/500,F2.8,ISO400

ボクのインスタグラム(@yuu.m.726)では、他にもたくさんの写真作品をアップしているので、ぜひ見に来てください!

マニュアルフォーカスレンズを使って個性を出そう!!

マニュアルフォーカスレンズの魅力を知ってもらえてでしょうか?

自分でピント合わせしないといけないし、ピンボケ写真が量産されるしで簡単ではないことは確かです。

なので、今時使う人が少ない。逆にマニュアルフォーカスレンズを使いこなせばそれだけで個性を出すことができるわけです。

この記事をキッカケにぜひマニュアルフォーカスレンズを使いこなして、ワンランク上の写真体験をお楽しみください!!

もし、勢いで購入するのはちょっと不安があるという方は、『GOOPASS(グーパス)』というレンタルサービスが非常に便利なので使ってみるのをおすすめします!

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