RAW現像みたいな難しいこと無しで雰囲気のある写真を撮りたいのです。できれば映画チックな雰囲気を出したいです
このような方必見の内容になります!
みなさんは、”ブラックミストNo.05”というレンズフィルターはご存知でしょうか?
ケンコー・トキナーから発売されているソフトフィルターになるのですが、キャッチコピーはこちら。
日常を映画のワンシーンのように。
ド直球なキャッチコピーですよね(笑)
実際使ってみた感想としては、「たしかにシネマライクな雰囲気あるな~」と感じました。
そこで今回は、RF50mm F1.8 STMにブラックミストNo.05を付けて軽くスナップしてきたので、ブラックミストが気になっているからはぜひ最後まで読んでみてください!
RF50mm F1.8 STMのレンズ径は「43mm」でブラックミストNo.05のラインナップには無いレンズ径になります。そのため、ステップアップリングを使う必要があります。
まず、ブラックミストNo.05を使った時の特徴はこんな感じ。
- 明るいところと暗いところのコントラストが淡くなる
- 写真全体の質感が上品になる
- 薄いベールがかかったようなシルキーな仕上がり
ブラックミストNo.05を使うと全体的にコントラストが淡くなり、上品な写りになる印象ですね。
エモい写真というよりは高級感のある写真といった感じ。
なので、エモい写真を撮りたいという方にはちょっと合わないかもです。
反対に、映画風な写真とかシックで大人びた印象の写真とかを撮りたい場合はおすすめです。
実際の作例もお見せします!
ちなみに、ほぼ撮って出しでRAW現像はほとんどしていませんが、水平垂直の調整や多少のトリミングはしていまう。その点はご容赦ください。
影のコントラストが淡い印象。
RF50mm F1.8はコントラストがパキッとなりがちですが、ブラックミストNo.05を使うとコントラストが少し優しくなりますね。
木々の間から入るサイド光と木漏れ日を主題に撮影。
F2.8に少し絞っていますが、光が差し込んでいる部分がぽわっとしていて柔らかな描写を表現してくれています。
どちらも絞り開放で撮っています。
ボケ感とブラックミストNo.05の淡いコントラストが絶妙な組み合わせ。
青空の色が意外と濃く描写されている印象かなっと。タイムズの看板の黄色も。
日常の何気ない一瞬もシネマチックな雰囲気になって、スナップがより楽しくなりそうな予感。
夏は日差しが強い。
こんな当たり前のことが写真を撮るときはコントラストが強くなりすぎる原因の一つになります。
ブラックミストNo.05を使うだけで、むしろコントラストが強めのところを探してしまう。そんな新しい写真感覚が芽生えるかな。
明るい場所の雰囲気も見てみましょう。
暗い部分より効果を感じにくい?印象でしょうか。
逆光の部分が少しフレアが出て、解像感が低くなっていますが、むしろ今時の高精細なレンズでは表現できない”味”があります。
いかがでしたでしょうか?
最近のレンズはどれも優等生で、優等生であるが故に個性が出しづらい時代になっています。
なので、オールドレンズを使う方が増えたり、フィルムカメラが人気になったりしているわけです。
そんな個性を出しづらい昨今、レンズフィルターで自分の目指す表現を探求するというのも新しい写真の楽しみ方の一つになるとボクは考えています。
そしてその最初の相棒として、ブラックミストNo.05はいかがでしょうか?
最後に今回使用した組み合わせがこちら。
より強い効果を得たいという方には”ブラックミストNo.1”もおすすめです。ぜひ検討してみてください。
さらに、レンタルサービスの『GOOPASS(グーパス)
実際に購入する前のお試しで使うという活用方法もありますよ!