【大三元標準ズーム】RF24-70mm F2.8 L IS USMをレビューする

ボクが風景撮影やスナップで使っている標準ズームレンズの話です。

キヤノンの一眼レフからミラーレスに移行して、初めて買ったレンズはRF24-105 F4 L IS USMでした。

その後は、RF24-70mm F2.8 L IS USMに乗り換えて、長く愛用しています。

ボクは風景写真、スナップ写真がメインです。

今回はRF24-70mm F2.8 L IS USMについてまとめていきます。

気になっている方やこれから使ってみようという方はぜひ参考にしてみてください。

本記事の内容
  • RF24-70mm F2.8 L IS USMについて
  • 良い点、イマイチな点
  • RF24-70mm F2.8 L IS USMで撮った作例
筆者について
  • 村松祐太郎
  • 2018年から写真作家として作品作りを始める
  • カメラはキヤノン一筋
  • 第56回キヤノンフォトコンテスト入賞
目次

RF24-70mm F2.8 L IS USMについて

RF24-70mm F2.8 L IS USMは、2019年9月27日に発売された標準ズームレンズです。

RFレンズにおける大三元レンズの一本。

大三元レンズって?と思った方は、こちらの記事で詳しく解説しているので合わせて読んでみてください。

ボクは2022年12月から愛用しています。

キヤノンの最高峰レンズの証である”L”の文字、そして鏡筒には赤ラインが施されています。

発売されてから日は経ちますが、いつも素晴らしい写真を切り取ってくれます。

重さは900gとずっしり。

ですが、手振れ補正が付いていて明るさもズーム全域でF2.8通しとなっているので、写真の歩留まりは高く、扱いにくさはありません。

RF24-70mm F2.8 L IS USM
レンズ構成15群21枚
絞り羽枚数9枚
焦点距離24~70mm
最短撮影距離0.21m
最大撮影倍率0.3倍
開放F値F2.8
レンズ内手振れ補正あり
防塵・防滴あり
フィルター径82mm
重量約900g

RF24-70mm F2.8 L IS USMのここが良い

長く愛用してきて感じた、RF24-70mm F2.8 L IS USMの良い点はこんな感じ。

  • AFは静かで速い
  • 高い描写性能
  • ズームリングの程良いトルク感

AFは静かで速い

LレンズだけあってAFは素早く、それでいて非常に静か。

動画撮影でも十分使っていけるレンズだと思います。

最近のミラーレスカメラは、カメラ本体のファームアップによってフォーカス精度などが良くなることがあります。

RF24-70mm F2.8 L IS USMのAFの良さは、そのファームアップにもしっかり付いてこれるポテンシャルを持っています。

高い描写性能

発色良く、特に影の描写が美しいですね。

線の細さもありながら、無理やり明瞭感を上げているわけでもない。非常に上品な写りのレンズと言えます。

普段はR6を使っているので、R5のような高画素機との組み合わせも試してみたい。

ズームリングの程良いトルク感

ズームリングは重すぎず、軽すぎずで

丁度よいトルク感があります。

RF24-70mm F2.8 L IS USMのここがイマイチ

RF24-70mm F2.8 L IS USMのイマイチな点もあります。

  • フィルター径が82mmと大きめ
  • 沈胴式のズーム

フィルター径が82mmと大きめ

フィルター径が大きいとプロテクターやNDフィルターが軒並み高価になります。

レンズ自体も30万円前後と高いのに、フィルターも高くなるのは正直言ってキツイ。

沈胴式のズーム

沈胴式とは、ズームするとレンズが繰り出すということです。

ハードな環境で使う方にとってはインナーズーム(=ズームしてもレンズが繰り出さない)が良いという意見もあります。

ただ、ズームしていない状態だと全長が短くなるというメリットもあるので、コンパクトさを重視する方には沈胴式も利点があります。

どのような使い方をするかでメリットにもデメリットにもなるってことですね。

ちなみにボクのようなスナップで使うという方には、カメラバッグなどが小さくなるので沈胴式だと結構嬉しい。

RF24-70mm F2.8 L IS USMの作例

それでは作例をご紹介します。

今回の作例はEOS R6 + RF24-70mm F1.8 L IS USMのセットです。

標識に差し込む木漏れ日が非常にキレイ。

空と影のコントラストもパキッと出ていてSNS映えしそうな印象を受けます。

空のグラデーションが印象的な写真を載せてみました。

1枚目の方はほぼ撮って出し、2枚目はRAW現像しています。

今度は玉ボケを見てみましょう。

絞り羽9枚の円形絞りになっているので、玉ボケもまん丸でキレイです。

さらに、ボケ味もクリーミーでとけるような描写でポートレート撮影にも重宝しそうですね。

最後は室内での1カット。

ボクのインスタグラムにもアップしているので、見たことがある方もいるでしょう。

個人的に気に入っている写真の1枚。

光と影のコントラストがとても綺麗。そして、24mmのワイド感も伝わる1枚ではないでしょうか。

幅広い場面で活躍できる標準ズームレンズ

ボクが長く愛用しているRF24-70mm F2.8 L IS USMの話をしてきました。

本格的に写真を始めたいなら、ぜひ大三元の標準ズームレンズを使ってほしいですね。

でも30万円を超えるレンズなのでなかなか手が出ないのも分かります。そんなときは「GOOPASS(グーパス)」というサービスがおすすめです。

GOOPASS(グーパス)とは、カメラやレンズなどの撮影機材をレンタルできるサブスクサービスです。

高い機材も購入前にお試しで使ってみるなんていう使い方もできるので、ぜひ検討してみてください!

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